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陳彭年 廣韻(大宋重修廣韻) 【こういん (だいそうちょうしゅうこういん)】 |
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北宋の陳彭年らが敕命によって編纂した韻書。正式には『大宋重修廣韻』といい26194字を206韻に分類して収める。六朝から唐代の中古漢語を知るためには不可欠な資料である。唐代の詩人は、本書のもとになった『切韻』を作詩の基準としたが、『切韻』の原本はなくなってしまったため、『廣韻』の存在は重要である。普通使用するには、周祖謨の校勘による『宋本廣韻』(藝文印書館)がいいが、より詳細なものとしては、林尹『新校正切宋本廣韻』(黎明文化事業公司)、余迺永『互註校正宋本廣韻』(聯貫出版社)、さらにそれを増補した『新校互註宋本廣韻』(中文大學出版社)がある。なお、趙誠『中國古代韻書』(中華書局)を参照のこと。 | |||||
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