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王溥 唐會要 【とうかいよう】

宋の王溥らの編。唐代の諸制度を史実に基づき514項目に分類して歴史的に解説している。基本的には編纂物であるが、後代の『西漢會要』『東漢會要』等の諸会要に比べ資料的価値は極めて高い。中華書局、上海古籍出版社からそれぞれ圏点本、標点本が出ており索引がついている。王溥らは、『五代會要』（上海古籍出版社）も編纂している。南宋の徐天麟『西漢會要』（上海人民出版社）･『東漢會要』（中華書局）は利用価値があるが、必ず原典に当たるべきことはいうまでもない。なお、戦国七国については、明の董説『七國考』があり、繆文遠『七國考訂補』（上海古籍出版社）が利用できる。

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