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通典通典
【つてん】
唐の杜佑の撰。古代から唐の玄宗の天寶年間に至るまでの各制度の歴史を述べたもの。歴代の資料を総合して、食貨・選挙・職官・礼・楽・兵・刑・州郡・辺防の九部門について、制度の沿革・変遷を詳細に論述している。この書にならって、宋代には『通志』(鄭樵)が、元代には『文獻通考』(馬端臨)がそれぞれ作られている。使用するには、中華書局から出ている標点本がよい。なお、『通志』については、その主要部分である『通志二十略』が中華書局から標点本として刊行されている。

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 台湾中央研究院「漢籍電子文獻」(Big5)【定】
  (中華書局、標点本)

'02,10,20、齋主補足)

制作・著作:澁澤 尚 / 秋山 陽一郎
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