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道藏道藏
【どうぞう】
仏教の経典『大藏經』にならって、道教の経典を集大成したもの。明の英宗、正統10年(1445)に、現在の『道藏』の大部分を占める5305巻が編集され、480函に分け、各函に『千字文』の字号を付けた(『正統道藏』)。さらに、神宗の萬暦35年(1607)、正一教第五十代天師張國祥が敕命を奉じて180巻の『道經』(いわゆる『續藏』)を付加した。これが現在の『道藏』である。仏教に対抗するために作られた偽経も多く含まれるが、テキストとして優れたものもあり、取捨して用いるべきである。上海古籍出版社から縮印・影印されたものが出ている。なお、『道藏』は何分にも大部なので、『道藏要籍選刊』(上海古籍出版社)といったものも刊行されている。また、中華書局から「道教典籍叢刊」として、王明編『太平經合校』、『老子道徳經河上公章句』、『老子指歸』、『南華眞經注疏』等が出ている。

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 道氣社電子版工具書」 (JIS)【定】
 (京大人文研 麥谷邦夫氏)※JIS第二水準以降の漢字は16進数コードや合成文字等で表記。

'99,10,17、齋主補足)

制作・著作:澁澤 尚 / 秋山 陽一郎
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