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李時珍 本草綱目 【ほんぞうこうもく】 |
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明の李時珍の撰。中国における最も代表的かつ包括的な本草書である。本草書で最も古いものは、梁の陶弘景が注釈を施した『神農本草經』(人民衛生出版社から『神農本草經輯注』が出ている)であり、歴代の本草書もそれを範としてきたが、李時珍は飽き足らず独力で全国各地の実物を調査、文献も収集し、約三十年の歳月をかけて本書を完成させた。テキストには数種あるが、利用する場合には、「江西本」をもとにした人民衛生出版社の標点本が索引もあり信頼できる。唐明邦『本草綱目導讀』(巴蜀書社)、中國藥學會藥學史學會編『李時珍研究論文集』(湖北科學技術出版社)、王劍主編『李時珍學術研究』(中醫古籍出版社)等を参照のこと。 | |||||
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