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樂府詩集郭茂倩 樂府詩集
【がふししゅう】
宋の郭茂倩(かくもせん)が編纂した上古から唐五代までの楽府(がふ)・歌謡の総集。収録作品数は、作者の明らかなもの577人3793首、作者の不明なもの1497首。古代から中世までの楽府はほぼ網羅しており、全体は楽府の性格により十二に分類され、楽府題ごとに詳しい解題が付いている。中華書局「中國古典文學基本叢書」から標点本が出ている。また、中津濱渉『樂府詩集の研究』(汲古書院)には、北京図書館所蔵の最良のテキストである宋本の影印も掲載されており参考になる。なお、余冠英『樂府詩選』(人民文學出版社)、黄節『漢魏樂府風箋』(人民文學出版社)、王先謙『漢鐃歌釋文箋正』(藝文印書館)等も利用したい。

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 台湾中央研究院「漢籍電子文獻」(Big5)【定】
  ※底本未詳。中華書局版?

'02,4,16、齋主補足)

制作・著作:澁澤 尚 / 秋山 陽一郎
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