エムソフト/エムラソフトは26日、Unicode対応のテキストエディタ「EmEditor」の教育機関における学生と教職員向け無料アカデミック・ライセンスの提供を開始した。利用者には、エムソフトのサイトでアカデミック・ユーザー登録を行うことでパスワードが発行され、在学期間中に限って3,000円の利用料が免除される。
また同社は同日、検索・置換に正規表現が利用できるように改良された、EmEditor
v.3.28をリリースした。
EmEditorは、最近着々と多言語対応しつつある「秀丸エディタ」(サイトー企画)に比して、検索・置換にUnicode字を利用できる点において勝っていた一方、正規表現を利用できない点では遅れを取っていた(*)。今回のアカデミック・ライセンスの提供と併せて、手軽に利用できるUnicode対応エディタとして、これで秀丸エディタに対して一歩優位に立った。今後、秀丸の巻き返しにも期待したい。(*但しPlug-inとしては、KKSoftWare制作の、JRE32.DLL(山田和夫氏)を利用した正規表現検索Plug-inがそれまでにもあった。)
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