日中簡牘学研究の第一人者として知られる大庭脩先生(皇学館大学学長・関西大学名誉教授)が27日卒去された。享年75歳。急性白血病とのこと。
大庭脩先生は、中国法制史や中国簡牘学・日本木簡学・日中関係史がご専門で、『木簡』(学生社、1979)、『秦漢法制史の研究』(創文社、1982)、『江戸時代における中国文化受容の研究』(同朋社、1984)、『大英図書館蔵
敦煌漢簡』(同朋社、1990)、『漢籍輸入の文化史 ―聖徳太子から吉宗へ』(研文出版、1997)等の著書で知られる。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
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