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 中國歴代目録分類區分表簡  介 .

「中國歴代目録分類區分表」(以下「本表」)は、姚名達『中國目録學史』(台湾商務印書館)に収録されている「四部分類源流一覽表」(以下「姚表」)を抄録・修正したものです。姚表と異なる点は、主に(1)宋・尤袤の《遂初堂書目》、《宋史・藝文志》、《明史・藝文志》の三目録を省いていること、(2)姚表に散見する分類の表記・区分・序次などの誤りを修正したことの二点です。(1)の件については、Webページ閲覧の便宜上、横幅1024pxの画面内に収まるように配慮した結果、幾つかの目録を省くことにした次第です。省いた目録は主に実用面などの基準から選択しました(ユーザーのご意見次第で今後変更する可能性はあります)。(2)の件の詳細については、校正完了を期した時点で異同表を公開する予定ですので、今暫くお待ち下さい。猶、姚表は、近年刊行された倪士毅『中國古代目録學』(杭州大學出版社)中にも倪氏が独自に修訂を加えた表が収録されています。

本表は非営利目的である限り、閲覧・印字等は自由に行って頂いて結構ですが、万一表中に誤りなどを発見されましたら、制作者まで御一報下されば幸いです。猶、本表を用いたことによって不都合が生じたとしても、制作者はいかなる事情であれ責任を負いかねます。ご利用にあたっては、あらかじめ各自において充分な原典確認を行って下さい。

その他、ご意見など、些末と思われるようなことでも、是非、制作者まで御一報下さいませ。

制作・管理:秋山 陽一郎

参考文献

■姚名達『中國目録學史』(台湾商務印書館、中國文化史叢書)
■余嘉錫『目録學發微』(巴蜀書社)
■倪士毅『中國古代目録學』(杭州大學出版社)
■内藤湖南「支那目録學」(筑摩書房、全集第12巻所収)
■倉石武四郎『目録學』(汲古書院、東洋學文獻センター叢刊)

■『漢書』(中華書局、標點本二十四史)
■『隋書』(中華書局、標點本二十四史)
■『舊唐書』(中華書局、標點本二十四史)
■『新唐書』(中華書局、標點本二十四史)

■『廣弘明集』(臺灣商務印書館、四部叢刊初編所収明汪道昆本)
■錢東垣『崇文總目』(臺灣商務印書館、國學基本叢書)
■孫猛『郡齋讀書志校證』(上海古籍出版社)
■『直齋書録解題』(上海古籍出版社)
■『文獻通考經籍考』(華東師範大學出版社)
■『四庫全書總目』(中華書局)

■王重民『校讐通義通解』(上海古籍出版社)
■顧實『漢書藝文志講疏』(上海古籍出版社)
■呉承仕『經典釋文序録疏證』(中華書局)
■姚振宗『隋書經籍志考證』(開明書店、二十五史補編所収)
■興膳宏・川合康三『隋書經籍志詳攷』(汲古書院)
■矢島玄亮『日本國見在書目録 集證と研究』(汲古書院)
■『通志』(中華書局、標点本)

制作・著作:秋山 陽一郎
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